お薦め漫画倉庫



赤ちゃんと僕
読破巻数原作作画三つ星評価
全18巻無し羅川 真里茂★★★
絵も綺麗とは言えないが話の作りが上手いんです。コノ漫画はただの少女漫画ではありません!
鋭く現実問題を取り上げている辺りなんかはキャラが可愛い♪
で喰ってる漫画家に爪の垢を煎じて飲ませたい位です。
幼くして母親を事故で亡くし父・主人公・弟で暮らす事になり
赤ちゃんの弟を小学生の主人公が面倒見る所から物語が始まるのですが
ショタ度MAXになる事請け合いの主人公&弟(笑)のキャラ。
笑い有り涙あり感動ありの名作!!特に最終巻なんて涙無くして読めません!
弟"実"の「みの、いい子なのー」とか「うでちゃまご」とか「かれーらいしゅ」
などの赤ちゃん言葉に思わずニヤケてしまいます(笑)主人公・拓也のママぶりも見もの♪


あずまんが大王
読破巻数原作作画三つ星評価
全4巻無しあずま きよひこ★★★
可愛くってシュールでキモくて面白い4コマ。
個性的なキャラ達の学園生活や日常を描いているんですがなんとも言えないユルイ笑いにハマル事間違いなし。
好きなキャラは大阪と大阪の夢の中に出てくる、ちよちゃん、ちよパパに木村先生。
木村先生の変態ぶりが最高。


うしおととら
読破巻数原作作画三つ星評価
全33巻無し藤田 和日郎★★★
この人の絵力とキャラ愛はハンパではない!
絵は綺麗ではないし上手い方でもないがキャラの表情を描くのが非常に上手い。
少年漫画の王道の様な漫画だが妖怪と純粋な主人公うしおの魅力は言い表せないほど。
33巻の長さも最大の敵・槍の秘密そして相棒?とらの過去と飽きさせないストーリー。
無理な設定も力技で読ませる(笑)涙あり感動あり笑ありで最終巻は涙無くしては読めない!
外伝もお薦め。
OAVのとらの色がオレンジだったのがショック。


海猿
読破巻数原作作画三つ星評価
全12巻無し佐藤 秀峰★★★
海上保安庁を舞台に主人公・仙崎大輔を中心に描かれる「事故」「人間ドラマ」、そして「戦争」

「対災害モノ」で言うなら「め組の大吾」が有名だけど
「人の死の現場」以外の場所における「死」の影響を描いているのは「海猿」の方でしょう。
リアルな描写、動画的なコマ割、レベルの高い画力、伏線がストーリーに迫力と緊迫感を出し
個性的なキャラクター達との人間関係。全てに無駄が無く作者の情念が詰まった作品。
生と死は紙一重と言う事をリアルにそしてドラマチックに描ききった漫画。
涙無しでは読めません!!専門用語が多いですが「読ませる漫画」なので気にならないです。
大人気中に連載が終わりヤンサン編集長は評判を落としたそうです。
読んで損無しなので全巻購入して一気読みして心を鷲掴みされて下さい(笑)
NHKでドラマ化されてたそうです。私はアニメ化して欲しい。


江豆町
読破巻数原作作画三つ星評価
全1巻無し小田 扉★★
小田氏の短編集。架空の町「江豆町」は不思議が一杯。
SFと言われればSFなんだが和風SFと言うか小田SFというかw
町の行事や町の人の生活を一話完結っぽく描いているのですが
以前の話で出た登場人物がちゃんと話に絡んでたりしてて面白かった。
4話「町の囚人」はおおらかな町に通う内に囚人がこのまま江豆町の
住人になれたらと思う所が良かったな。
7話「優しい地図」は大人なら新米先生のように考えると思う。
少女の地図は本当に優しい地図だと胸が暖かくなった。
11話「ある罪人の猶予」は「サダメアゲハ」と例えにした話が素晴らしい。
本当に連載して欲しいくらいに。
この漫画を読んで漫画は画力ではなく想像力なんだと思いました。
柔軟な想像力が個性を生み絵に味を持たすんだと感じました。
良く感じた話とイマイチだった話の差が結構あったな。


エマ
読破巻数原作作画三つ星評価
5巻無し森 薫★★★
時は19世紀末イギリス、ヴィクトリア朝。
上流階級と下層階級、身分違いでありながらも
深く愛し合うエマとウィリアムの物語……。

噂には聞いていましたがコレほどに萌えるとは思いませんでした。
良くある丈の短いメイド服にご主人様が出て来るようなメイドではなく
過去に影がある控えめで照れ屋で出来る眼鏡メイドです。
大人なのに純情。むしろ純潔と言う言葉がピッタリな萌え。
絵は平面的で表情が伝わり難いかと思っていたんですが
この作者はコマ割りが実に上手い!引きとアップで
主人公エマの心の動揺を上手く描いてるんですよ。
行間に萌えが詰まってる感じです。あぁ、いじらしいエマ。
身分違いの恋とゆうベタなストーリーですが引き込まれるんですよね。
キャラの書き分けはまだまだですが背景などは細かく描かれてて
作者の好きぶりが伝わってきます(巻末漫画でも伝わるけどね)
アニメ化もされてますが元々アニメにしやすい絵柄ですし違和感はなさそう。
コリンに萌え萌えです。


エレキング
読破巻数原作作画三つ星評価
4巻無し大橋 ツヨシ★★★
薬売り(錠単位)のおいさんが、本当に売っているのは愛なのです。
仕事がつまらない、人間関係に疲れている、最近楽しいことがない、将来が不安だ……。
そんなあなたの心に、じわっと効く『エレキング』!!
大橋ツヨシが贈るいやし4コマ漫画の最高傑作!

<1巻感想>
確かにじわっと効く。おいさん・学生さん・赤さん・猫氏など
いいキャラ揃いの4コマ漫画。ハマルとヤバイですよ〜
シュールだけどホノボノするエレキングに癒されます。
お気に入りキャラは「赤さん」です。

<2巻感想>
主力メンバー以外のキャラが面白いコノ漫画。
にわとり?の監督は現在も良いキャラで本誌にも登場してます。顎の「肉ビラ」が気になるw
3ページで一つの話になってるけど4コマで、ちゃんと落としてるので
ダラダラと3ページ読んでる感じがしないし次のコマが気になる様に作ってるのが良い。
シュールだけどホノボノとする4コマ漫画。
設定が日常生活な所も読んでて面白い。(有り得ないキャラばかりだけどw)
主人公の「おいさん」が主人公らしくない所が好き。

<3巻感想>
ついに今巻で眠れない主婦が登場。個人的にツボにハマったキャラ。
カラー書き下ろしの痒がる男も面白かったです。
3巻ではネコの方のおいさんが頻繁に出てきてましたね。
窓に踏ん張る所とか好きですね。大橋氏の描くネコは面白いものばかりです。
そして次巻ではエレキングの暴れん坊「赤さん」大暴れw
私の中で面白い4コマ漫画と言えば「エレキング」か「殴るぞ」ですね。
ニワトリの監督も面白かったな〜

<4巻感想>
今巻では眠れぬ主婦と赤さんが大爆発。
41歳学生の恋や犬カット、鳥の親方などレギャラー陣も面白い。
カラーで書き下ろしだったり新キャラなどハズレ無しの仕上がりでした。
だんだん主人公のおいさんの登場回数が減ってる気がしますw
きぐるみ着た眠れぬ主婦と赤ちゃん言葉の老医師が好き。

<5巻感想>
眠れぬ主婦が大活躍の今巻も面白いです。
安定した面白さなんですけど主人公の搭乗率が低くなってるw
少しですが赤ちゃん言葉で話す老人のお医者さんが載ってて
嬉しかったです。次巻は鶏の監督がメインみたい



男ロワイヤル
読破巻数原作作画三つ星評価
全1巻無し小田 扉★★
「なんか変」な味わいたっぷりの作風で読者の熱い支持を集め現在注目度急上昇の漫画家・小田扉が贈る
脱力&哀切&ギャグ乱れ打ちの傑作短編集『男ロワイヤル』が発売になりました!
「エロティクスF」で連載した、野木さん、古野さん、高枝さんのご近所3人娘が繰り広げる大人気
“ある愛のかたち”シリーズほか、バラエティにあふれまくってる全13作品収録。
表題作の「男ロワイヤル」は、小田さんが高尾山で滝にうたれたり避雷針を見に行ったり折り紙つくったり…
変なこといっぱい体験してる爆笑ルポマンガです(「モーニング」連載)。
含み笑いの猛攻撃を仕掛けてくる小田扉ワールド、訳も分からず病みつきになること間違いありません。
ぜひ思う存分楽しんでください。

短編集だが侮れない面白さ。一番好きなのは「女ロワイヤル」
主人公の野木さんは勿論、姉や古野さんは最高のキャラ。
古野さんの少し切ない家庭設定も本人のバカキャラで笑える。
「他にはエレクトロねえさん」が良かった。
姉は勿論、弟のヘタレっぷりに小憎たらしいパソコン。
一瞬、ネコ型パソコンに「ドラえもん」ではなく「ちぃ」を思い出した。
んで、タイトルになっている「男ロワヤル」はモーニング連載時に見てました。
そんなに面白くないね。
小田氏の描くキャラには愛すべきおバカさんがイッパイで幸せ。


おひっこし
読破巻数原作作画三つ星評価
全1巻無し沙村 広明★★
「愚痴っぽくて刹那的。おせっかいなくせに傷つきやすく。経験ないのに知ったかぶって。
でも、まっすぐだったあの頃に、もう一度戻ってみたくなりました。
――ナチュラル沙村ワールド万歳!!」 (漫画家・藤沢とおる)

「無限の住人」とは違って(当たり前だが)現代の大学生のラブコメ漫画。
「無限の住人」では巻末で作者のお笑いセンスが少しだけ見れていたがコノ漫画では存分に発揮されている。
載せれないのが残念だ・・・
絵も血が出たり首が飛んだりしないので「無限の住人」よりは見易い。
ストーリーよりもキャラや発言や作者の趣味がイイ感じで「読ませる漫画」だった。
明るい笑いではなくシュールでブラックなのも絵と合っていて良かったな。
「クラブ マデリーン」には逝ってみたいと思いました。珍獣探しも(藁)


かいしゃいんのメロディー
読破巻数原作作画三つ星評価
全7巻無し大橋 ツヨシ★★★
ニューウェーブ・サラリーマン4コマまんが「うずら谷」の快進撃はまだまだ、とどまることを知らない!

<6巻感想>
現在モーニングで連載中の「エレキング」が面白かったので他の漫画も購入。 これがカナリ面白い!シュールな4コマで正直「エレキング」より面白い。
ってか、まだ2巻までしか読んでないんですけどw
この手の絵って嫌いだったんですけど、ネタで帳消し。最高。
あの、淡々とした感じが堪らない。
うずら谷と左右のコンビがイイんですよ〜
<7巻感想>
最終巻の今巻はヤハリ勢いは無くなった感じがしました。
メインキャラ以外のネタが多く雰囲気的には「エレキング」になっていました。
うずら谷や左右メインのネタがもう少し読みたかったです。
とは言え大橋氏らしい、ゆるい感じの笑いは絶品なので楽しめました。
最後と言われれば納得出来る最終巻でした。
ネタが似てきたら終わると言う(一方的な印象ですが)考え方は潔くて好きです。


かいしゃいんのメロディー 残業編
読破巻数原作作画三つ星評価
全1巻無し大橋 ツヨシ★★
不肖うずら谷、帰ってまいりました!
ALLコミックス初収録作!残業編だけの特別収録作品も収録!!

今回は課長の新入社員時代アリ。プー一族の原型アリでお得な感じ。
少し前の作品なので絵の感じも違ってて良かったです。
若干、うずら谷の存在感がなくなってた気がするんですけどね。
会社員シリーズとしては弱い感じがしました。


風の谷のナウシカ
読破巻数原作作画三つ星評価
全7巻無し宮崎 駿★★★
「火の7日間」とよばれる戦争によって、巨大文明が崩壊してから千年。
荒れた大地に腐海という死の森が広がっていた。
主人公・ナウシカのいる風の谷が、大国の戦争に出陣命令を受け
療養中の国王に代わり王女のナウシカが出陣する事となり・・・

映画版と内容が違い驚く事だらけでした。
どっちも良いが年齢的に漫画の方が深みがあって好き。
映画版では見れなかったナウシカの弱さが結構、印象的。
クシュカや巨人兵の関係も個人的には好きでした。
人々に有害な腐海が実は地上を浄化する為のモノだったり
王蟲がその為に破壊暴走し死んでゆく話は年々酷くなる環境汚染に対するメッセージの様な気がしてならない。
まさかユパとテトが死ぬなんてね。
巨人兵を引き連れて攻撃命令したのがナウシカだったなんてね。
まさか王蟲が喋るなんてね。
って誤解を招くような感想なんですけどw
どこまで本当かはご自分でお確かめください。
ワイド版は紙質が雑誌(ジャンプとか)でオマケでナウシカの持ち物の細かい(ラフ画)設定や
作品を作るきっかけになった人物?の話しなどが有り1〜3巻はお得な感じw
蟲がグロくて辛かった。最後はグダグダ感が有り残念。


GUNSLINGER GIRL
読破巻数原作作画三つ星評価
5巻無し相田 裕★★★
ヨーロッパのある国の公益法人「社会福祉公社」は首相府が主催する福祉事業を行う組織。
だが、それは表向きの姿だった。その実体は、保護を名目に国中から集めた人々に機械の体を与え
薬による洗脳を施し、暗殺をはじめとした
裏の仕事を行わせるという諜報機関であったのだ……。
男性担当官の訓練を受け、銃を持ち戦うのは
それぞれに暗い過去を背負った幼い少女たち……。
多くの苦しみを背負いつつ、居場所を求める少女たちは、今日も銃を手にする……。

<4巻感想>
以前から表紙の絵に惹かれてはいたんですがロリ漫画or同人臭かったんで買わなかったんですが
某サイトであらすじを読んで是非、読んでみたいと思いましたw
ロリ絵には似合わないほどの「えげつない話」で良かったです。
舞台がフランスってだけで涎ものでした。街中の風景見てるだけで十分。
戦闘シーンも綺麗ですしねぇ。
私は分かりませんがヒロイン達が使う銃ですがマニアも唸るシロモノらしい。
設定から武器からリアルに細かく描かれて居るそうです。
ナイフもマニアックなんでしょうかね?
たったの4巻ですが読み応え十分どころか続きが読みたいです。
とにかく未来の無い少女達の僅かな歪んだ幸せが切な過ぎて堪りません。
個人的にはトリエラとクラエスの生い立ちと立場がツボです。
最終話のトリエラの生い立ち話は実際に有る事なので胸が苦しくなりました。
アニメ化もされてる様なので今度ツタヤで探してきます。
一気読みは久しぶりでしたが噂以上の漫画でした。
セリフが多く専門用語も出てくるし全体的にマニアックで同人臭いですが
とてもレベルの高い同人臭い漫画です。後味は悪いですけど。

<5巻感想>
手強いテロリスト達との戦いも一応決着が付きました。
思想と理想がテロリストの行動原理なら彼女達は担当官への愛情だけが行動原理
戦闘シーンは分かり難かったですが戦いが終わって
ボロボロの体で担当官の元に行き褒めて欲しいと言う彼女に胸が詰まりました。
今後はどんな展開が待っているのか楽しみです。


キーチ!!
読破巻数原作作画三つ星評価
6巻無し新井 英樹★★
<6巻感想>
苛められっ子の同級生に助けを求められたキーチの男っぷりに惚れ惚れ。
話はクラスのイジメから売春問題に進んで行くのですが
一人で同級生を助ける為に動いていたキーチだけど権力を使われどうにも出来なくなった時
甲斐が歩み寄っていきキーチが仲間と認め手を貸して欲しいと言ったシーンは印象深い。
普段、無表情で描いてるキーチの喜怒哀楽を表す描きっぷりが素晴らしい。
今までは怒るシーンが殆どだっただけに笑うシーンは印象に残るなぁ。
話としては警察に立ち向かう為の必要人物、売春させられてる同級生ですが
今巻最後では売春させてる父親に謝っていてキーチ側に来た感じなのですが
仲間になるとしたら物的証拠を得る為に動くわけです。
流石にマスコミを使う所まで話が進むかは分かりませんが楽しみです。
孤高のカリスマ小学生キーチが何処までやれるのか楽しみです。

<7巻感想>
イヨイヨ未成年売春も本腰が入って来た時に
顧客リストに甲斐の父親の名前が!!
勿論、甲斐が発見する訳だが・・・ベタだな〜
上手く行かない世の中の圧力にイライラしてるキーチですが
次巻では大爆発するのでしょうか?



喜怒愛楽一家
読破巻数原作作画三つ星評価
全1巻無し大橋 ツヨシ★★
父母兄妹の4人家族が織り成す日常生活の中から笑いを楽しめる4コマ漫画。

基本的に父兄がボケで母妹がツッコミ。母はたまにボケもする。
学友・近所の方などメイン以外のキャラも面白い。
個人的に近所の方の名前が格闘技系が有ったりして
私は読んでいてニヤリとしましたw作者は覆面好きですかね?w
個人的に「ポストマン」で郵便配達時に「ワイルドラッシュ」歌っててニヤリとした西ヲタ一人。
大橋漫画が好きな人は読んでも損は無いと思います。
父親は仕事をしているのか?という疑問は無しの方向でw


けものへん
読破巻数原作作画三つ星評価
全1巻無し大橋 ツヨシ★★
短編集でしょうね。同人誌で書いた物もあります。
全体的に下ネタと政治や社会ネタをブラックジョークで批判してる感じ。
多分、作者が普段感じている不満をネタにしたんでしょうかね。
読んでいて「分かる分かる」と独り言を言うくらいでしたからね。
うーん社会はマナーやモラルが乱れているなぁ。
そしてソレを当たり前のように見過ごしてるんだと思いました。
笑いの中に考えさせられる部分が有って大人の四コマ漫画って感じですね。
マナーの悪い大人を自由研究のテーマにする小学生ネタが好きです。
結構、色んな雑誌で書いてるんですね。


ゲッチューまごころ便
読破巻数原作作画三つ星評価
全18巻無し緋采 俊樹★★★
高校生 でありながら、学校をサボって家業の手伝いに精を出している紅男くん。
友達や同業者をまじえ、季節モノの話題が展開する

宅配便と少年誌では珍しい職業モノ漫画。ギャグあり涙あり感動ありの激お薦め漫画。
絵も見やすくサブキャラも面白いし何より作者の父親が宅配業をしていたため
宅配業界や仕事内容が詳しく描かれていて感心する部分が多い。
学校での先生や同級生のやりとり、仕事先での笑いと感動の話。
主人公・紅男の幼馴染とのバカ騒ぎ、職場の仲間達との宅配便の裏事情
ライバル社との宅配バトルw飽きさせない内容になっています。
キャラが多くて放置気味なキャラも居ますが個性が強いキャラがドンドン出てきて楽しい。
個人的お気に入りキャラは「さる」「クミ」「いぬくま」です。動物は後者だけです(一応)
面白いスタッフとの日常やスタッフが描く4コマ漫画が意外と面白い。
少年漫画の単行本って読者からのキャライラストとかでオマケページを埋めるか
少女漫画並にスタッフと作者のネタで埋めるかのどちらかなんですけど
ゲッチューは後者で面白い話ばかりで単行本購入をしても損は無いです。
毎巻やってる作者の近況写真の部分が人拓なんですけど拓ってる状況を想像するだけでも笑えます。
基本的に一話完結型タイプの漫画です。


恋風
読破巻数原作作画三つ星評価
全5巻無し吉田 基巳★★★
「心の底から誰かを恋しいと思ったことがあるのかしら」恋しいってのはどういう事よ?
今日から再び「お兄ちゃん」です。彼女と別れ、何となく気分が乗らない、そんな日に妹に出会った。
妹がいることは知っていた、実感はなくただ知っていただけ。
彼女と別れたモヤモヤは、妹に見せた失態で、吹き飛んだ。みんなが俺のことを「お兄ちゃん」という……。
妹って何だ。

<2巻感想>
妹でヌッキしてしまった耕四郎は罪悪感を振り払う為、兄貴らしく振舞うのだが
七夏を確実に好きになっていっている。
エロ漫画なら有りがちな近視相姦設定も絵のせいか
キュンキュンしてしまうラブコメになっているから不思議。
2巻では七夏が耕四郎に恋心を抱き始めた事に戸惑い、好きになってはいけないと思うのだが
気持ちは押えられなくなり遂に「私 お兄ちゃんが 好き」と告白してしまう。
うわぁ〜堪んねぇ〜もぅキュンキュンくる!
続きが凄く読みたい〜どうなるの?2人は〜
絵は最彼に似ているが殆どトーンを使っていないので嫌いな人は多いかも。
久々にキュンと来る漫画。有りがちな設定なので最彼よりも入り易いと思う。

<3巻感想>
ジワジワとお互い恋心が支配し始めたと思ったら急展開!
七夏の二度目の告白に拒絶の言葉を思わず言ってしまった耕四郎。
泣いて部屋から出ようとする七夏を思わず抱きしめてしまった耕四郎。
コレが萌えずにいられるかっ!!
その後、一度は両想いになった様に見えた二人も耕四郎の兄としての決断が
二人に距離を置かせる展開になる。って、所で今巻は終わってます。激しく続きが読みたい!
今巻の萌え所は抱きしめた翌日に七夏が母親の元に行ってしまい
ソレを追いかけ出かけてしまった七夏を探した耕四郎が偶然七夏と出会うシーン。
七夏と初めて出逢った時と同じ様に雪が(出逢った時は桜だが)舞って
思わず七夏に「ああ きれいだ!」って言って七夏を抱きしめて
「合いたかった」と言うまでの耕四郎の表情が最高!
作者は京都在住。京都には何か有るんじゃないか!?w

<4巻感想>
相変わらずカラー表紙が下手だと思ったわけですが内容は早くもお互いが動き出すワケでドキドキです。
前半の七夏の大人な雰囲気にグイグイ惹き込まれて
妹への確かな恋心に苦しむ耕四郎にちょっと堪らない背徳感を感じました。
特に同僚の千鳥に七夏への思いがバレてからの耕四郎の表情は読んでいて切な過ぎる!!
止まらない七夏のキスに一線を越える?耕四郎のキスが!!
全編を通して4巻の見所は感情が爆発した耕四郎でした。
読んだ後に表紙の七夏が凄く4巻に相応しい絵だと思いました。
禁断の果実を齧った少女は女に変わっていくんだと・・・

<5巻感想>
遂に最終巻となりました。とにかく二人の心情を丁寧に描いてます。
「七夏が居れば何もいらない」と禁忌を越える覚悟を決めた耕四郎ですが
七夏の「お兄ちゃんを好きでいたら私の夢は叶わない」の言葉に再び悩むワケです。
一夜を過ごす間も欲望と理性の間に苦しみ答えを出せないまま二人はすれ違います。
この「もぅいいだろう!焦らし過ぎだ!同じ事を何回も!」と言いたくなる
程の苦悩っぷりを描いてる所がリアルさを出してると思いました。
最近の近親相姦漫画は簡単に一線を越えてしまうのが多い中で(エロ漫画に多し)
コレだけ苦悩し純愛な部分と人としての欲望を丁寧に描いてるのは素晴らしい。
この「もどかしさ」が読んでいて惹き付けられるし堪らなかったな。
耕四郎が母親に自分は一生結婚しないと言った下りは本当に堪らなかった。
兄弟の近親相姦での一番辛い所って両親の事だと思うんですよ。
それをキチンと描いた作者が私は凄く好きです。
妹を想う気持ちは心にしまって兄弟として接すると決めたワケですが
お互いを想いやり苦悩し選んだ結果、結ばれました。
禁忌を犯した耕四郎に悲壮感を感じなかったのは表情に曇りが無くなったからでしょう。
自分の気持ちに正直になった二人をハッピーエンドにしたのは良かったと思いました。
ラストシーンが二人の出逢った桜舞い散るシーンだったのも良かったな。
この作品では殆どトーンを使わないんですけど丁寧に背景も描いてて
それがとても恋風の世界観を温かくしていた様に感じました。
人物の顔にそんなに多く線を描き込んで無いんですけど
影の付け方や光の当たり方がすごく良くて表情が豊かに見えるんです。
特に二人で縁結びの神社へ行った回なんて素晴らしかった。
山道と海岸の背景には脱帽ものだし耕四郎が泣くシーンは最強にキュンとなります。
絵柄と同じくらいに恋風の行間部分にはトキメキが詰まってる。
話の長さもズルズルと長くなった感じもせずシッカリ丁寧に描ききった感じがしました。
どの巻を読んでもキュンキュンさせられた良い漫画でした。
最初は苦手な絵柄だったのに最後には大好きになってたな。


こさめちゃん
読破巻数原作作画三つ星評価
全1巻無し小田 扉
小田氏初の単行本ですが同人誌時代の物も入ってます。
まず厚いんですけど紙質が一段階下って感じで堪りません。
表紙にもなっている、こさめちゃんですが絵とは裏腹にシュール。
元々ホノボノとした絵に似合わないシュールでブラックなのが魅力なのですが
特に「話田家」は素晴らしい。蒸発した父親に対して怒り狂った
母は自殺して残った兄弟3人で生活していくのですが
この三人兄弟の性格とキャラが立っていて良かった。
長男で大学生の三郎は大きな子供そして貧乏。
長女の絵美はシッカリ者のツッコミ役の金庫番。
末っ子の草夫はホノボノ中学生で頭は悪い。
長男が家の物を壊して長女に弁償を求められて話を逸らす長男を横目に
マイペースに過ごす末っ子。悲惨な家庭環境なのに何故か面白い。
特に父親が訪ねて来た時の三人の対応が個性が出てて良かった。
勿論、その後の母親の手紙を一人読んで食べてしまう兄に涙。
そして長女の「母さん好きだった?」に「うん」と答える
男達(答え方も好きです。草夫がバカ)にもジンワリ。
他には1ページだけど「大江戸君」が好きですね。
最後の「スミコの窓」はシュールしかない作品でした。
非常に考えさせられる作品で思春期の少女の精神ほど
怖いものは無いって事です。危ういとも言えますが。
良く子供は無邪気に残酷だと言いますが本当に怖いのは
微妙な感情を持ち合わせる女子中学生ですね。
自分の中学時代を思い返したら良く分かるんですよね。
理不尽で残酷で冷徹な考えをしているのに寂しいんです。
「スミコの窓」は誰もが通る道だけど出来れば触れて欲しくない道。
人間は醜くて愚かでそして愛しい存在なんだと思いました。
同人誌作品として捉えるならレベルの高い作品でした。


極楽大将
読破巻数原作作画三つ星評価
全1巻無し大橋 ツヨシ
大橋おなじみのシュール4コマですが下ネタばかりです。
噴出しのセリフが手書きだったのと穴挿入ネタが多かった。
嫌いじゃない。むしろ好き。


SUGAR
読破巻数原作作画三つ星評価
全8巻無し新井 英樹★★★
ボクシング界に革命を起こす「才能」は、北の地で目覚め始めた。
石川凛、16歳。とびきりイキのいい人気者でヤンチャ者。北海道の小さな町で母と祖父母に育てられた。
そして今、高校を中退し旅立ちの時を迎えつつある。先のことなんて考えちゃいない。
話の流れでなんとなく東京に出ることにした。得意といえば、ダンス。運動神経もかなりいい。
何考えてるかわからん、ともよく言われる。今はまだ自分が何者になるかも知らないでいる凛。
将来はボクシングの歴史にその名を残すことになるとは露ほども――。

<5巻感想>
以前から読みたいと思ってたんですが主人公のキャラが掴めなくて面白い。
似てるのを上げると「はいすくーる仁義」の主人公かな?
自信家で才能があってお調子者だけど憎めないっていう魅力が主人公にはあって
ボクシング漫画では珍しいキャラが主人公になってると思いました。
ストーリーもガッチリ作りこまないで予想外な展開にして欲しい。
主人公と同じく今までに無いボクシンブ漫画にして欲しい。
絵がもう少し上手くなると良いけど個性的かも。

<6巻感想>
マジ面白い。一歩と正反対のボクシング漫画。
最初のカラー見開き扉が何処かで見たバレエ漫画っぽくって笑えた。
プロテストの続きですが凛の才能を表現するのに凄く合ってる闘い方というか動線の書き方なんですよ。
お互い人間性はダメだけどボクシングだけは最高な分けだから面白い。
今巻は会長の過去の試合のテープを凛が見てファンになる所が有るんですが
実際、倒れこむ相手にパンチ当てれるのは3発くらいですかね。
モラレスとハメドしか知らないんですが5発って所がこの漫画らしくて良いです。
派手なプロテストでデビュー戦が決まらなかった凛ですがいよいよデビューです。
おまけに里帰り命令の時と重なる面白さ。地元の仲間をデビュー戦に呼ぶ凛ですが
板前先輩の谷さんは招待されるんでしょうか?されないんだろうなw
谷さんのソニンネタと会長の圭ちゃんに作者の高感度UP

<7巻感想>
デビュー戦前までの凛がいいな。子供っぽくって。
ジムの先輩と職場の先輩を会長と一緒になってイタズラするの最高。
んで散々煽っててデビュー戦がアレですからね。作者最高。
最後で凛が泣くシーンは良かったな〜
今後がすっごく楽しみ。

<8巻感想>
アッパーズ休刊に伴い「SUGAR」というタイトルではこれが最終巻。
来春ヤンマガ本誌に舞台を移しリンの物語、続行のようです。
衝撃的敗北から立ち直れないリンと中尾のジムでの喧嘩スパーが良かった。
天才ならではの発言がリンを立ち直らせるんですがスパー中の中尾に
昔の中尾の姿を描く辺りは上手いと思いました。
コレでトントンと進むのかと思ったら二戦目の対戦相手が面白い!
親子鷹とボクシング界ではよく見かける設定ですがマコマコに爆笑。
モーヲタの私としては作者はモーヲタ(ソニン含む)だと睨んでます。
試合が近づくにつれ緊張しガチガチになってしまうリン。
テンパったまま試合は始まるんですが物凄いディフェンス能力で逃げるリン。
苦し紛れで打ったパンチがヒットしたとたん拳から電撃の様に脳天に快感が走る。
快感を求める様に左パンチのみで敵を打ちまくるリン。
ハッキリ言って流れる様な絵と快感が走る絵は素晴らしい。
トリップしている様なリンの表情と鞭の様な攻撃は見所です。
最後は右も出し失神K.Oで見事なフィニッシュ。
勝者コメントも元のリンらしく最高の復帰戦でした。
ジックリ休んで春には更に面白いリンを描いて欲しいです。
他の作品も読んでみたくなりました。


G戦場ヘヴンズドア
読破巻数原作作画三つ星評価
全3巻無し日本橋 ヨヲコ★★★
父を嫌悪しながらも、意識せずにはいられない血のつながり。
紙とペンが、堺田と鉄男の揺れる感情を剥き出しにする。友情と情熱と欲望と因縁の多感ストーリー!

<2巻感想>
以前から気になっていたので期待半分で購入。
読む前は何時の青臭い学園モノだろうと思ってたんですが・・・意外。
確かに青臭いし主人公は学生なんですけど日本橋漫画の中では一番イイ!
今までは、どの漫画を読んでも似たり寄ったりのストーリーだし
キャラも同じ感じ(今回もキャラは同じなんですけど)
ストーリーの主軸を漫画に搾っているんです!
今まではキャラ達の悩みや葛藤やトラウマ(今回も出てくるけど)
がメインのストーリーでマンネリ気味でした。
今回はハッキリとした目的が有ってソレに向かって四苦八苦しながら
努力すると言うストーリーで、その中で登場人物達の悩みや葛藤や
人間関係が絡むと言う非常に読みやすい漫画になってます。
読み易い=無個性ではなく、ちゃんとイタバシズムを随所に感じられます。
プラスチック解体高校のキャラも出てる所が作者のキャラ愛を感じます。
日本橋の描く女性キャラには弱々しいキャラが殆ど出てこないw

<3巻感想>
連載争奪戦の結果は、「鉄男=連載決定」「町蔵=読み切り掲載」。
鉄男の連載はたちまち人気を呼び、アニメ化や映画化の話も舞い込むほどのヒット作になるが
彼の孤独は深まり……。マンガに賭ける青年たちの魂がアツい話題作、遂にクライマックス!

読んだ後に日本橋漫画で最高の漫画だなーと思いました。
書き切った感が出てて非常に満足です。
今回はキャラもしっかり書けてたし作者も満足の出来ではないだろうか?
3巻で終わったのも良いと思いました。短巻漫画家だなw
作者の凝縮されたメッセージもバランス良く感じたし読み易かった。
日本橋の青臭さは麻薬になりつつある。
漫画の中のキャラでプラ高に出てたキャラが居て、また読みたくなって読んでたら
都達の先生で板橋ってのが居るんですけど見た事あると思ったら
バシズムのノイズ・キャンセラーの主人公の板橋君でした。
眉毛ボーンの唇荒れてる彼です。意外なキャラを出してて驚き。
先生になったのね。キャラもそのままでニンマリ。
極東学園天国をもう一度集めたくなった。


ストレンジパラシュート
読破巻数原作作画三つ星評価
全1巻無し大橋 ツヨシ
読むと元気になれる!ハートウォーム風変わり4コマ漫画。
ファミ通PSにて掲載された4コマ作品の中から、著者:大橋ツヨシ氏が選んだ252作品を収録。

相変わらずシュール。このジワジワと来る笑いが好きな人には堪らない。
とはいえエレキングや会社員ほどの笑いは無かったですね。
ゆるい中に強烈なネタってのが多かったですかね。
窓に自分のカツラを投げて窓割ったりとか。
そういえばカツラネタが多かった気がします。
個人的にダンシングガールがツボ。って思ってたら
巻末右下にダンシングガールが!作者も好きなんだなw
全体的に平均点だから損した気分にはならない。


SLAM DUNK
読破巻数原作作画三つ星評価
全31巻無し井上 雄彦★★★
真っ赤な髪とその粗暴な行動で一躍有名人の桜木花道。
そしてバスケット一筋で他のことは全く見えない流川楓。
二人の出会いが日本バスケット界を変える・・・。

バスケット漫画の金字塔であり1億万部という快挙に驚き。
私達の世代でスポ根漫画と言えばスラダン。男女問わず人気でした。
当時、私の中でバスケット漫画と言えばDEAR BOYSでした。
スラダンとは対極の線の違いが印象に残っています。
何が決定的に違うのかと言われれば「汗」です。
読んでいるコッチまで暑苦しくなる程の男の汗。
4ヶ月の出来事を6年に渡り描いたワケですが飽きがなかった。
登場人物も素晴らしければセリフも素晴らしい。
当時、「どあほう」「バスケットがやりたいです」が大流行。
男子には三井と安西監督が大人気でした。私も好きですが。
好きな場面と聞かれれば有り過ぎて困るのですが
花道の穴の開いた体育館シューズ。
ミッチーの「バスケットがやりたいです」
花道の悲しい父親の最後の話
山王戦中のゴリの涙
最後の流川から花道へのパス
私は完全版ではなく通常版を買ったのですが31巻の最後に
作者が「バスケットボールとの出会いが無ければ
はたして漫画家にはなっていたかどうか」
と書かれていますが「スラダンと出会わなければバスケをやっていない」
と言う人も多かったと思います。当時も今も影響を受けさせる
漫画を描いた事に一漫画ヲタとしては尊敬の念を抱かずには入られません。
そう言えば最終回の終わりに「第一部・完」となっていますが
子供心にジャンプ編集者の厭らしさを感じましたw
確かTVアニメでJ-POP歌手を使ったのってコレだった気がする。


聖☆高校生
読破巻数原作作画三つ星評価
7巻無し小池田 マヤ★★★
<6巻感想>
ギャグも織り交ぜながらシリアスな展開に進めてく
ついに高校に戻った聖を待ち受けていたのは留年という現実。 馴染めないクラスメイトに悶々とする日々ですが同級生の女子に当て馬にされる様は笑えました。
前巻がハードでヘビーな内容だっただけに若干、明るい感じでした。
とは言え表紙の期待を裏切ることなくエロさ満開でした。
美園先生の初体験は何度見ても胸を抉られる感じです。
実践的に為になる漫画です。趣味は違えどw

<7巻感想>
遂にジュンと結ばれた聖。がしかし最後にジュンが求めたのはみく。
聖には申し訳ないがジュンとみくの会話はジーンときました。
今回は聖の成長も見れましたし(ペコへの謝罪と予備校)
しかしアノ聖の喧嘩(しかも強い)が見れるなんて・・・
次巻への動きとして美園先生登場にニヤリ。
そろそろ美園先生のトラウマの全貌も見せてほしいですね。
エログロだけど甘酸っぱい。

<8巻感想>
前巻では良い所で終わったので待ち遠しかったです
予備校でバッタリ会った美園先生は同じ塾の先生と・・・
気になり尾行する聖を視線で誘いながら先に行く先生。
二人っきりになった所の二人のホノボノとした空気と一転して
帰宅後それぞれの回想にドキドキしました。
美園先生に淡い恋心を抱いた聖と昔の自分を思い出してしまう先生。
片方は焦がれ片方は嫌悪する関係に今後の展開が楽しみです。

今巻では大学時代の美園達の話がメインだったのですが
エイズだと知っても彼が好きだった美園が可愛くて堪りませんでした。
しかし重い話になってきたな〜っとシミジミ思いました。

個人的には聖がラブホでバイトをする所は凄く参考になりましたw
絶対にグラス&コップは洗ってから使おう!



そっと好かれる
全1巻 小田 扉 三つ星評価★★
「こさめちゃん」の次に出た短編集。
更に洗練されていてコッチの方が一般向けですかね。
女の人が多かった作品ですが「大江戸君」「ロングT」
「革むくじゃら」は男メインでジワリと面白い。
私は先に「江豆町」を読んでいたので野木さん古野さん高枝さん
が多く乗っていて嬉しかったですね。あと「エレクトロねえさん」も。
全体的にシュールで面白いんですが最後の「放送塔」は良かった。
ギャングの話す一つ一つが切なくて堪らない。
特に数学の最後の話なんて凄い切ない。
でもギャングのボスがステテコ腹巻ってのが本当に堪らないw
巻末に全ての作品に作者がコメントしててお得な感じ。



団地ともお
続巻4巻 小田 扉 三つ星評価★★★
ちょっとおバカで微笑ましい小学4年生ともおが繰り広げる毎日は爆笑としみじみの連続!!
団地住まいの小学生の姿を生き生き描く。

<1巻感想>
主人公ともおは愛すべきバカな子供。作品を読んでいて私は自分の子供の頃を思い出しました。
実際に団地に住んでましたし虫取りに野球をして遊んでた。
全体的にのほほんとしているのに単身赴任で父親が居ないという切ない設定が作品にいい味を出している。
マニア受けしそうな漫画ですが、すぐ泣くともおはバカで面白い。
爆笑はしないけどジワジワ来る笑い。読めば読むほどに味が出る。
ケリ子もいいキャラ出してます。

<3巻感想>
今巻もいい味出してます。バカなともおが子供を亡くした夫婦に可愛がられ
弱みに付け込んで甘えてると困惑する所なんかジーンと来たな。
他にも体の弱いお姉さんとの話やケリ子と青戸さんの話も良かった。
ジーンとさせる話の中でもちょっとした笑いも有ってバランスが良い。
今回はケリ子やともお姉やガリベン君の話も良かった。
ジワっと笑えてジーンとして懐かしくなって少し幸せな気分になる漫画。
小田氏の漫画を揃えたくなった。毒が無い吉田戦車のようだ。
ケリ子の褒められた時とかにする親指を立てるポーズや
売っているなら見てみたいともおのスカジャンのセンスが凄く好き。
髪の伸びたともおとカバー外した表紙のともおに愛しさを感じた。

<4巻感想>
今巻でやっと一日中海パンで過ごすともおが見れたわけですけど
面白いなぁ。ただ面白いだけじゃなくてガリ勉君の家庭の事情が出てきたり
カラスの話や青戸さんの話などジーンときちゃう話も有って良かったです。
本当に自分の子供の頃を思い出して懐かしい気持ちにさせてくれます。
爆笑は少ないんですけどハズレが無い安定した世界観を読ませてくれます。
本当にスポーツ大佐推しだなぁw

<5巻感想>
大人と団地の子供達の話が増えた気がする。
しかし、どの大人も大人気無いねぇ〜
ノスタルジー感は健在でスライムに夢中になりすぎたり
引越しした同級生に会いに行ったりとホノボノ

ともおの父が出る話は好きなんですが
今回も母が蚊帳の外になってて面白かった。
泣くなよ哲子w



NANA
続巻12巻 矢沢 あい 三つ星評価★★★
幸せの名をもつ少女が自らの意志で、運命を、切り拓く…。
小松奈々と大崎ナナ…同じ名前を持つ2人の少女が繰り広げる、感動の恋のストーリー!
2人の「ナナ」、それぞれの幸せはどこにある…?

<10巻感想>
恐るべし矢沢あい。腐っても矢沢あい。ラブコメ漫画の女王。
以前、本屋で一巻だけ立ち読みした時は「皆が言うほど面白くない。
矢沢は天ないで終わったんだ。」と思っていました。
自分が大人になって面白いと思う基準が変わったと思いました。
なっちや高橋やさんまが面白いと言ってるのを聞いてもう一度読む気が出て
古本屋で買って夜に読み出したんです。一巻はやはり面白くない。
んが、巻数が進むにつれ面白くなり早く続きが読みたくて仕方がない。
気が付けば夜が明け徹夜してた事に気が付く。
あんなに欲しかったゲームも途中で止め夢中で一気読み。
内容は少女漫画ではないけどシッカリ少女漫画のトキメキ。
女なら誰でも経験する同姓の友人への憧れや嫉妬や独占欲を上手く描いてる。
リアルだけではなくドラマチックに魅せる矢沢節に心底惚れ直す。
男と女、恋と友情、夢と現実。大人になっても青春時代と同じ悩みを抱える。
奈々とナナの今後も凄く気になる毎回過去形で思い出を語るような文章に
ナナはどうなっているんだ!?とか奈々とはどうなったんだ!?
と先が気になって仕方ない、早く知りたいと次巻が出るのを待ち焦がれる。
NANAと読むと「どっちのななが好きか?」と読んでる人に聞きたくなるw
たぶん、女はナナが多いだろうな。男は奈々でしょうね。
それにしてもナナの男前っぷりったら素敵すぎ。カッケーよ。
因みに泣きましたwナナがイチゴのコップを割ってしまう下りから。
私の中の矢沢あいは青春時代の漫画家であり今も青春時代を感じさせてくれる
凄い漫画家です。やっぱり天使なんかじゃないをもう一度揃えようかな。
7.8巻は漫画史初でしょうね。買いましたよw

<11巻感想>
NANAは常に揺れ動いてる印象が強い。安定した時がないのだ。
切なくてもどかしい、幸せで楽しい、会えなくて苦しい。
常に登場人物が揺れ動いているので飽きが来ない。
記憶が飛んだり過呼吸になったりするナナの方が執着してそうですが
実は婚約者よりもトキメキ、頼って欲しいと願うハチの方が
執着してると思うのは私だけでしょうか?
一緒に居るとデビューして会えない時間が減る事に不満を持ち
我侭を言って失ってしまうから離れて、せめて思い続けて欲しい。
順風満帆だったバンド活動もレンの薬物とレイラの不信感。
上手く行くと思っていた結婚もタクミの一言。
ハチはブラストとの再会が出来るのか!?
と次巻が待ちきれない伏線以上の伏線がギッシリの11巻でした。
ハチが流産したら昼ドラの展開だな。
<12巻感想>
出だしから数年後の皆が出てきて混乱しましたよw
何だかハチの語りではナナが死んだ感じがしないでもないんですが
植物人間コースかもしれないなぁ。
無事に結婚したナナとレンだけど上手く行かない予感がタップリします。
どうしても話が恋愛メインになるとバンドのサクセス物語が減るので
単調な感じがします。まぁナナとハチの再会にはドキドキしたけども。
ナナの母親と家族が今度どう絡むのかも楽しみなんだが。



肉嫁
全1巻 みやび つづる 三つ星評価★★
ある地方の大地主の一家の肉欲のお話。
大地主の父、息子が2人、後妻、とその連れ子、嫁、その娘、の一家が
長男とその娘を除いてやりまくりのお話。

これも連載途中に見れなくなってしまい最後が気になり買ったんですが実用ですw
次男の非道ぶりが中途半端になってしまったのが残念ですが良い仕事してます。
淫母もそうでしたが行為の場所が少ないのが残念ですね。
そう言えば唯一出てきたロリシーンも2コマだけだったのに笑った。
連れ子もロリちゃロリだけどもね。処女にクリ弄りながらアナル舐めが作者らしいね。
タイトルセンスも好きだったりする。



はじめの一歩
続巻72巻 ジョージ 森川 三つ星評価★★★
ひたむき少年、幕之内一歩登場!!
“強い”ってどんなんだろう!?ボクも強くなりたい!!ドジでいじめられっ子の高校生幕之内一歩。
ボクサー、鷹村との出会いは、一歩の拳にひそむダイナマイトパンチを呼び起こした!!
プロボクサーへの夢を抱いた一歩は、鴨川ジムの入門テストに挑戦(チャレンジ)するが!?

<33巻感想>
相手の強さがジワジワ出てきたわけですが地味。
地味だけど強い感じが良く出てました。
一歩や鷹村だと会長の必死ぶりも出てくるので面白い。

一歩封じを破る策が単純なのには失笑ですが・・・
コレだけ長く続くと試合の流れもマンネリ化してるので厳しいなぁ。
宮田戦が最終回だと納得いかないなぁ。

<63巻感想>
一歩のタイトルマッチが近づき対戦相手は7位の唐沢。一歩と対戦した沢田の後輩。
一歩のデンプシー・ロールやボディーへの対策もシッカリ出来つつある・・・
一歩は「やっておきたいこと」の為に丸太をハンマーで打ち込む練習を続ける。
お互い鍛錬を重ね遂に試合が始まる。自信を持って足を使い一歩と闘う唐沢。
一歩はジワリジワリとコーナーに追い詰めボディーブローを放つ。
鍛えぬいた唐沢ボディーと自信を打ち砕く一発は試合を加速させていく・・・
練習がメインになった巻ですが、鷹村の旅が有り懐かしいキャラが出てきます。勿論、笑い有り。
マンネリ化しつつ有るものの世界戦や宮田戦を匂わすセリフを出す辺りは読者の心を良く分ってると思った。
ジムに出入りしているだけあってリアルな練習風景は流石。丸太打ちは漫画だが(笑)

<64巻感想>
ボディー一発で足を止めさした一歩は慎重に基本に忠実に追い詰める。
一歩はこの試合でデンプシーロールを封印して勝つと決めていたのだ!
っと、ソレっぽくストーリー紹介なんかしてみたw
本誌で読んでる時は普通に「何時ものK.Oシーンだな」と思っていたが
有りえないね。2回転なんて人間技じゃねえよw
鷹村のリングアウトK.Oは実際にあるけどね。
次回に向けての試合って事で内容は地味だが現実は、よくある事。
ヘビー級に限っての話だけどね。一歩のパンチ力はタイソンやルイスやクリチコ級って事ですよ。
ワンパンで相手を倒しちゃうんだもん彼ら。
フォーエバー、ブロッコマンw

<65巻感想>
幻の新人戦決勝・宮田VS一歩らしいですがどうなんですかね?
板垣に勝利への道が有るならタイ武者修行で宮田が取得したあのカウンターだと思うんですけどね。
個人的に板垣のキャラに魅力がないので今回はあまり面白くないです。
試合前のお互いが向き合うシーンで板垣が上を向いてるんですけどあれってオスカー・デラホーヤのマネですよねw
オスカー・デラホーヤ9月13日にモズリーと再戦するんですよ。
今の一歩よりもコッチが楽しみ!w

<66巻感想>
期待してたのは意外な戦法だったけど打ち合いでしたね。
実際の試合では面白いけど漫画だと・・・
折角アウトボクサーが打ち合いをする展開にしたんだから
宮田みたいにジョルトとか必殺パンチが欲しかった。
ダウンしてからの反撃をどうするかが次巻への楽しみ。
キャラは確立できてるけど試合運びがマンネリ気味なのが残念。
セコンドが会長ではなく篠田なのが今更ながらに新鮮

<67巻感想>
意外と長く続いた(失礼)稲垣戦もオーラスを迎えました。
あと一発で倒れるほどのダメージの板垣ですが先輩達の闘いぶりを思い出し
最後まで手を出し続け最終ラウンドは終わって判定に。
今巻だけの印象だとダウンを奪った今井の勝ちかと思ったんですが2−0で稲垣。
漫画らしい結果と言う感じかもしれませんが実はリアルな判定。
前半と中盤を制した稲垣の判定勝ちは実際のプロボクシングらしい判定結果。
ダウンだけではなく積極的な試合運び手数にディフェンス技術など総合的な判定を下すんです。
作者がセコンドに付いたりしてる分リアルな部分が漫画にも反映されたと私は感じました。
でも、今巻の一番の盛り上がりは宮田VS一歩でしょう!
お互い一試合挟む辺りが実際のボクシングらしかったです。調整戦ですね。
何事も無く進めば宮田戦ですが・・・
作者が宮田戦で最後と考えてたら嫌だな〜っと思いました。
やっぱ一歩には世界戦つーか世界チャンピオンになって貰わないとね。
宮田戦と同時に最終回にならない様に祈るばかりです。
宮田戦よりも全日本新人王戦の方が早いかな?

<70巻感想>
防衛戦7戦目 武と一歩の完結編
70巻って事で感謝メッセージカード付きと帯に書いてましたが
ショボくて笑ってしまった。なんで70巻に限って・・・
やはり一歩VS宮田戦で終わるつもりなのか・・・
流石に80巻までやる気は無いのか・・・
武戦は予想通りのギリギリ勝利。
鷹村戦の前座二人の対戦相手は前回と一緒でしたが
作者はよほどアノ髪型が気に入ってるんだろうな〜
青木の髪型シリーズもネタ切れ?

<71巻感想>
マジですか!?と言わんばかりの苦戦の宮田戦ですが
怪我で一歩戦が延びてテンション下がりまくったわけですが
最近は主人公の一歩戦よりも面白いサブキャラの試合ですが
間柴VS沢村は今から楽しみです。どんな死闘になるのか・・・
一歩VS沢村も良かったですが木村VS間柴も良かったですから期待したいです。
このペースだと一歩VS宮田で最終回になりそうな予感。

<72巻感想>
青木&木村戦が終わり、いよいよ羽柴VS沢村戦が決まったわけですが
軽い因縁があるだけに今回の試合は壮絶なものになると思っているけど
立ち上がりは静かですね。最近、テンションが落ち気味だったので
是非、コノ試合でテンションを戻してほしいものです。
ねこ八も来たし応援側も楽しみだ。



ハチミツとクローバー
続巻7巻 羽海野 チカ 三つ星評価★★★
6畳+台所3畳フロなしというアパートで貧乏ながら結構楽しい生活を送る美大生
森田、真山、竹本の3人。そんな彼らが、花本はぐみと出会い……!?

噂は聞いていたがコレほどまでに萌えるラブコメ漫画だとは・・・
古本屋で1〜6巻を1800円で購入して最新刊を新刊で購入。そして一気読み。
とにかく「はぐ」が激キャワだ!コロボックルでチビモニでミニハムズだぞ!
絵の感じは「恋風」に近いですかね。綺麗系ではなく和み系。
味があって漫画の世界観と凄く有っています。
美大生の仲間と恋愛話がメインなんですが可愛かったり面白かったり
キュンとしたりホロリとしたりと全く飽きさせない漫画です。
多少、恋愛の方の進展の遅さは有りますがホノボノしていて良かったです。
巷では下降気味と言われてますが私はテンションも落ちず7巻まで読めましたけどね。
メインの三角関係も良いんですけど建築会社の上司と部下のダサイファッション対決とか
7巻の番外編のニャンざぶろうが楽しかったですね。アレは良い息抜きだ。
個人的にどのキャラも萌え萌えな表情の時が可愛いです。
鉄人の鉄人たる活躍ぶりも楽しみです。



バーバーハーバー
全7巻 小池田  マヤ 三つ星評価★★★
理容店の若いマスターとお客の関係をユーモラスに描いた爽やかな漫画。

<1巻感想>
遂に買ってしまった。連載当初から毎週読んでるのにw
珍しい感じの四コマで奥手な大人のホノボノ恋愛が楽しい漫画。
サブキャラもキャラが立ってて結構、面白いと思います。
恋愛の話ではドキッっと思う様な鋭い指摘が漫画の雰囲気のイイ緩急を付けてる。
本誌でも絶好調の密かに期待の漫画。
ヤンキンで連載してる漫画と同じ作者とは思えない程ホノボノ。

<3巻感想>
東子に告白されたマスターはネタだったんだろう。とか酔っていたからだと思い込もうとしてるんですけど
店に来るお客のノロケ話しや失恋話しを聞いてるうちにだんだん東子の事が気になりだし・・・・
この巻でもタイミングが合わず進まない恋の話しだと思ってたけど
お互いの悪友?のお陰で付き合う事になるんですけど
大人のっていうか恋に臆病になったり憧れたりする感情を面白可笑しく
上手く描けているな〜と感心してしまいます。
因みにマスターの幼馴染がヤッてた「キムチ餃子鍋」を作りました。
美味かったです!餃子とニラと卵と中華麺の合う事!!餃子は一口サイズがお薦めです。
マスターと東子は似たタイプなので友人も似たタイプのキャラが居るというリアルさ。

<4巻感想>
ついに付き合う事になった二人は浮かれ気分。
乙女丸出しの東子の親友は何と婚約をしていた・・・
メインの二人は勿論、マスターの弟や親友にも動きがあり進行が遅いのも気にならなかった。
遠距離+オクテな二人なので今後も周りを絡めながらゆっくり進行になりそうです。
それにしても新キャラがたくさん出る漫画だ。

<5巻感想>
いきなり大人の下心満開の東子にドキドキしてたら
イギリス出張だなんて。出張前にヤルつもりが逃げられて・・・
面白いなぁーと思いながらもマスターの奥手にイライラしたり
マスターの思い人が面白すぎだったり
観覧車の可愛いマスターの告白にニヤニヤしたりと
漫画にスッと入り込める楽しさが満開でした。
一応、婚約をした二人が待ち受けているのは長遠距離恋愛ですが
東子の方は面白いルームメイトにイギリスの食文化が楽しい。
マスターは新しい客とのヤリトリも面白いし今巻も楽しく読めました。
雑誌の方は東子が帰ってくる7月まで休載という理由にニヤリ。
漫画に出てくる「チョッキちゃん」が組合加入マーク
だと知り街中の散髪屋の看板を気にしてたら結構ありました。
なんとなく得した気分になったなw

<6巻感想>
本当に取って出しな収録数です。
今回は弟の恋話が面白かったなぁ〜
しかし本当に細かい所がリアルで良いです。
彼氏の実家訪問の作戦は笑ったな。
そろそろマスターから動いて欲しいですね。

<7巻感想>
遂に最終巻!まだまだ読みたい漫画です。

婚前旅行に行ったり元彼にバッタリ会ったり
ドタバタしながらも無事、結納を収めた東子とマスター
番外編として東京へ行ったホクロンと智子の話や
マスターの弟、研人と智子の親友、幸の恋話。
研人達は出来ちゃった婚になったりと大騒ぎで面白かった。
マスターのツレの平井と東子の親友、ミカリンの過去とか
ボリューム満載で本当に出し惜しみ無し感が最高でした。
結婚式前夜の女子だけのカクテル大会から
男子だけのキャバクラ遊び未遂への罰も良かった。

一応、本誌では結婚式で終わりなんですが
ネットで無料配信で10年後のバーバハーバーをやっていて
一回分は載せてくれてました。クレジットカードを持ってないので
見れないのが残念ですがネットでは10年後で無料配信連載するそうです。

10年後ですがマスター達の子供がメインですが
常連客だった子供の成長ぶりやマスターの友人の子供も出てきて
オマケ漫画的なノリで描かれてました。

普段知ることの無い知識だったり雑学とかがイッパイ読めて
本当に良い漫画でした。4コマだけど4コマっぽく無い所もイイ。
絵柄などに拘らないで気楽に手にとって読んでほしい漫画です。
働く人も学生も主婦も夫も皆、同感したり新発見できる日常を描いた
とても良い漫画だと読み終えて思いました。
年齢的に凄く合っていたので為になる漫画でしたね。



バカ姉弟
続巻4巻 安達 哲 三つ星評価★★★
バカ姉弟:豊島区巣鴨在住。
ふたりは3歳(推定)。けがれなき子ら。
みんなに好かれて今日も行く。
読めば読むほど味わい深い、見れば見るほどかわいい。
オールカラーコミック26話&描き下ろしイラスト多数収録。

<2巻感想>
非常にシュールなギャグ漫画です。
安達漫画ならではの不思議な面白さがあります。
ドカーンでは無くジワジワくる面白さなんですよね。
ニヤニヤしちゃう感じ。癒し系ギャグ漫画?
"ぱじ"や"アシベ"とは違うんだけど癒されるのは確か。
好みがハッキリ分かれる漫画ですね。
オールカラーで2巻は初回版だけシールが付いてます。(勿論、初回版ゲット)
900円とチョット高めですがオールカラーですし・・・
私は好きですね。息抜き漫画って感じで読んでます。
想像力を高める漫画だと思いました。

<3巻感想>
2巻ほど笑いは多くなかったけど確実に癒される。
おねいの超能力?にオデコのまるさも広がりつつ
幼稚園に通ったりと色々と生活の場が増えてるのは面白い。
下唇を出した顔と猫のような笑顔が堪らない。

<4巻感想>
今巻もおねいの丸いっぷりが炸裂してますが
若い今風の男性がバカ姉弟と出会う話は結構好きだな。
他にもオリエント急行などワールドワイドに癒しを与えれくれてます。
バカ姉弟だけの言葉は良かったなー



バカボンド
続巻20巻 井上 雄彦 三つ星評価★★★
強く生きたい!男の名は武蔵。立身出世を夢見る17歳。
武蔵(たけぞう)と又八。立身出世を夢見る17歳。
勝つか、負けるか。生きるか、死ぬか。

<16巻感想>
既に安定した面白さですが、此処に来て新しいキャラが!
小次郎を虎と言い剣士の道へ進めようとする元弟子。
なかなか進まないストーリーだけに(笑)期待大のキャラ。
それにしても女が出てこないしオッサンばかりの漫画だ。
いつ武蔵と出会うのかが楽しみ。

<17巻感想>
本誌で読んでいるのですが小次郎の成長ぶりが小次郎編の醍醐味なんでしょうね。
まぁ武蔵編もそうなんですが・・・
若干、飽きが来ていますが本誌は面白いので次巻からは、もっと楽しめるでしょうね。
安定した面白さ。お通が見たい!小次郎編にも女を希望w

<18巻感想>
この巻で初めて武蔵と小次郎が出会うんですが時間的に関が原の戦いなの
武蔵達が村を出た直後になってて武蔵が荒々しいです。
戦い後の残兵との戦いは少々、見づらい感じがしましたが迫力は相変わらず有りました。
作者も行ってますが小次郎編は特にストーリー進行が遅いのですが
今後の二人の絡みが実に楽しみなのですがまたバラバラになりそうです。
暫くは落武者狩りがメインになりそうです。
今は我慢の時?武蔵編も見たいんですけどね〜

<19巻感想>
ダレてきてた小次郎編も極限状態で面白くなってきた。
闇夜で農民と戦う武士達のシーンは殺気の闇と殺意の殺し合いが迫力満点です。
武士と小次郎が恐怖の闇を越えた後に闘うわけですが農民たちの方が迫力があったので印象が弱いかも。
これだけスロウペースでも面白い漫画は珍しいです。

<20巻感想>
なんかホモっぽい空気を感じたw
最強のライバルが親友という所が剣豪なんだと再確認。
結構、戦闘シーンってマンネリ化するんですけど。
喜びをバレエの如く表現するあたりは流石だなぁと思いました。
漫画でも行間を読む感じ。



バシズム
全1巻 日本橋 ヨヲコ 三つ星評価★★
短編の方が向いてると思った。2作品程イイのが有った。
「花」は体が腐り土になっていく男子高校生と保健の女先生の話。
生徒がもっと死に対して動揺していれば更に良かったのに。
「バング スタイル ア ゴーゴー」「イノセントソウル」は生徒会選挙の話。
コンプレックスを持っている人間は優しく強くなれるという事だ。
コレも日本橋ヨヲコの言葉がイッパイに出てくる。
メッセージ性が強い漫画はキライだがこの人のはイヤじゃないんだよな〜
バシズムって言葉がしっくりくる。



びいだまくん
全2巻 大橋 ツヨシ 三つ星評価★
坊主の爺ちゃんと暮らす小坊主びいだまくんの
シュールで懐かしいヤンワリ4コマ漫画。

子供がメインなのでホノボノとした感じでした。
町内の人の生活も書かれていて面白かったです。
しかし作者は着ぐるみ好きだねー。
エレキングの猫氏が居るしw
少年画報社から同じものが1冊出てますが何が違うんでしょうね?



ブラック・ジャック
全17巻 手塚 治虫 三つ星評価★★
文庫サイズなので単行本に収録されている回が入って無かったりしています。
厳選集だそうですが失敗したなー単行本で買って置けば良かった。
初めて読んだ手塚作品が中学生の時に図書館で読んだ愛蔵版のBJ。
当時も人気があって殆ど置いていなかったので当時はチラっと読んだだけで
特に興味はありませんでした。今になって他の漫画レビューを見るたびに
BJを絶賛しているので思い切って買ったんですが、面白い。
単純に笑えるとかではなく(ギャグは笑えないw)作品が深い。
コマ割には遊び心があって結構良かったです。
絵も思っていたよりも見れるし手術のシーンや臓器などはリアルで
話に惹きこまれました。作者大阪大学医学専門部卒業しているだけあって
話の内容も深く考えさせられるモノばかりでした。
ピノコとの馴初め?やブラックジャックの復讐が
どこまで描かれていたのか気になりました。
名作は何十年経っても素晴らしいものなんだと実感しました。



ブラックジャックによろしく
続巻11巻 佐藤 秀峰 三つ星評価★★
医者って一体、なんなんだ?
超一流大学病院を舞台に描く衝撃の医療ドラマ驚異的反響!医療界騒然!!
超一流の永禄大学付属病院の研修医・斉藤英二郎、月収わずか3万8千円。
同大学医学部卒業から3ヶ月にして、初めて1人で患者を受け持つことになる。
研修医・斉藤は理想とかけ離れた日本の医療の矛盾に苦悩しつつも、懸命に日々を送る!
連載早々大反響を巻き起こした衝撃の医療ドラマ、堂々の登場!!

<3巻感想>
今、一番面白い医療漫画です!3巻では「ベビーER編」に突入!!
本誌でも今、最高に面白い所なので単行本で改めて読むと涙が止まりません!!
絵も迫力が有り、しかも見易くキャラもしっかり立っていてレベルの高い漫画です。
続きが早く読みたい漫画は久しぶりです!

<4巻感想>
ベビーER編終了って事ですが結構、意見が分かれる終わり方の様で。
自分は納得出来る終わり方だったと思います。
シリアス物だと"希望"をどう表現するかが難しいと思う。
ドラチックに現実的にバランスの取れた漫画だから面白い。
「社会的差別」「無知の罪」「障害も個性」今回、気になった事がこの3つです。
たがが漫画されど漫画。日常生活で考えるべき問題だと思いました。
「海猿」が名作だっただけに物足りなさを感じます。
4巻ぐらいじゃぁ判断出来ませんけどね。
テーマが重かったので少し長めでも良かったのに。

<5巻感想>
がん医療編スタート!この巻では主人公の弱さが目立ちました。
今までのドラマッチクな展開とは正反対に医療の現実に
自身の医者に対する決意の無さに気づいた主人公の苦悩。
短かった小児科編がキーポイントとなってなのね(気づくの遅せぇ〜)
伏線になる巻なのか物足りなさを感じました。
まぁソレでもレベルの高い漫画ですけど。

<6巻感想>
長い!でも、それだけ作者の気合を感じます。
いつもなら、ここら辺で主人公が立ち直り物語は進んでいくのですがサブキャラの過去の話と進んでいきます。
サブキャラの若い頃の庄司は主人公の様に熱血。
何が彼を変えたのか!?患者と医師と病院の複雑な関係にドキドキしっぱなし。
やっぱり、癌編は盛り上がりに欠ける。現実すぎるから?

<7巻感想>
癌編も終盤を迎えているんですが実に深い。
本人への告知と新薬の問題に主人公は向かっていくんですが
患者との信頼関係を築けないまま独断で告知した主人公。
告知された患者の絶望と怒りが実にリアルに描かれていて
長編になりダルく感じていたんですが一気に引き込まれました。
次巻で癌編が終了ですが患者は新薬を使うのか死を待つのか気になる所です。
3人の医師の思いは同じに感じるんですけどね。

<8巻感想>
がん医療編の最終巻だけあって深いです。
会社へ行く前に読んだんですけど涙が出ました。会社で読まなくて良かった。
新生児編が良かったので癌編は劣る感じがしました。
今編は主人公の弱さと苦悩が前面に出ていて地味な印象でしたが
全編を通して読むと主人公の人間としての弱さや弱いなりに
悩み苦しみながらも最終的には患者と医大に立ち向かう姿は読者に共感と感動を伝えたと思う。
よりリアルに医大を感じさせるのは主人公が医者ではなく研修医だからなんだと、この癌編を読んで思った。
癌編を経た主人公の変貌が楽しみ。

<9巻感想>
癌編より更にダークな精神病編へ突入。
メインとなる患者の発病がリアルで引き込まれます。
障害編と同じく偏見がテーマなのかな?
出だしとしては主人公の偽善者な部分と先入観をどう描くのか楽しみです。
坂本龍一じゃねーか。

<10巻感想>
そう言えば今までと違って今回は角脇という外部の戦う人が居る。
いつもは主人公や指導者達、医師やナースがメインですが
マスコミという組織にもメスを入れてるんだとやっと気が付きました。
今巻の最後に出てくる男のモデルはアノ犯罪人だと思いますが
また批判が凄い事になりそうです。
まぁ「国が燃える」みたいに捏造なんてしないと思うので
楽しみにしたいと思います。何だか主人公がダメダメでテンションが上がらない。
精神病患者どうしの恋愛にも注目してます。

<11巻感想>
難しい問題なのか劇的な盛り上がりは無いんですが
実に現代の闇を描いてるな〜っと思いました。
私の意見は精神的障害を理由に逃げる犯罪者は許せないなんですが
うーん難しいですね。



プ〜一族
続巻3巻 大橋 ツヨシ 三つ星評価★★
「プ太郎」の美学、ここにあり!!」金はなくとも、時間はある。
だから、政治・経済・時事ネタから、はたまたマンガの事まで…考える時間もいっぱいある!!
世の中の常識に流されず自分の道をひたすら歩く(!?)プ5人組のお気楽青春群像4コマ!!

<2巻感想>
相変わらずの大橋4コマですが笑的にはチョイ弱い感じです。
5人のプー友達のメイン?キャラの職業は売れない4コマ漫画家でモデルは作者かな?
1巻は笑う所が少なくキャラのセリフに考えさせられる事も多かったです。
2巻からグッと笑う所も増えてきて大橋漫画良いなーと思いながら読めました。
居そうで居ないキャラ達が良かったですね。ネタも身近な話題だし。
ただ大橋漫画が好きな人でもあまり買わない漫画だと思いました。
私は作者の視点と切り口が好きなので平気ですけどね。松田と小松田が好きだなー

<3巻感想>
より作者の日常の様な感じがする漫画になってきました。
常にネタが無いと言う漫画家の主人公とプーな仲間達。
実家に戻った友人もたびたび戻ってきてバカな話ばかり。
笑わせようという感じはなくなって来てるけど
プーな仲間の会話や生活ぶりが何となく癒される感じでした。
最後に仲間の一人であるバイトをしては体を壊す男メッシーが結婚する事に。
仲間に結婚報告をして嫁の実家に引っ越す事を話すシーンは泣けちゃった。
つーかメッシー彼女いたんですね。
2巻で完結したと思ってたw小松田も出てきて良かったです。



プラネテス
全4巻 幸村 誠 三つ星評価★★★
<3巻感想>
本誌で何度か読んだ事がありまして、最近になって面白そうだと思い購入したんですが
コレが以外にハマリましたね。自分はSFは嫌いなんですがコレは好き。
異星人とかナノマシンとかライトセイバーとかが出てくるんじゃなくてw
数十年後の世界って感じで違和感無く読めました。
確かにスペースシャトルとかの長い説明文的なセリフも有るけどもw
壮大な感じでなくて人間臭い感じのするSF漫画。
私が本誌で読んだ時は主人公のハチマキがどん底の時だったので1巻のハチマキの熱血ぶりに驚きました。
あと、絵がチョットづつ上手くなってます。
絵柄は「ゆうきまさみ」に似ています。(あ〜るよりパトレイバー似)
連載間隔が2ヶ月に一度くらいなので4巻が出るのはかなり先なんですけど
モーニングらしく時間を掛けて良い漫画になれば良いと思います。
宇宙の神秘的な絵(特にカラー)とストーリーには時間を掛けてもイイと思いましたし。
キャラ立ちはシッカリしてるので喜怒哀楽の表情がハッキリ描けると、もっと良くなる。

<4巻感想>
一部最終巻って事ですが主人公のハチマキが少ししか出てなかったw
とは言えサブキャラがしっかり魅せるキャラなので楽しめました。
淡々と話を進めているのに実は深く哲学を感じる事もありました。
SF漫画を読んでいるのに青臭さを感じさせるのが好きです。
大人になれない素晴らしさと少数派を受け入れない社会への反感は読んでいて考えさせられました。
二部が始まると信じて次巻を楽しみに待ちたいと思います。
例の4コマは面白さが落ちましたw



プラスチック解体高校
全1巻 日本橋 ヨヲコ 三つ星評価★★
型破りな新入生が巻き起こすハイパースクルールライフ

日本橋の漫画は似たり寄ったりなのだがメッセージ性が有り
各セリフに胸を打たれるのでつい、買ってしまう。すぐ売るのにな。
作者の思いが詰まった作品で絵は見易く各キャラに悩みを持たせているので飽きずに読める。
裏を返せば主人公が居ない漫画で、サブキャラで作り上げている漫画。
言いたい事は伝わるが好みがはっきり分かれる漫画。



BECK
続巻22巻 ハロルド 作石 三つ星評価★★
平凡な毎日を送っていたコユキは変な犬の飼い主と出会ってから音楽の世界へ・・・

<13巻感想>
音楽漫画って売れないんですよ。
何故かって言うと"音"を紙面で伝える事が出来る作家が少ないからです。
イマイチ漫画に入り込んで読めないんですよね。
例え伝えられたとしても売れるとは限りません。
売れるのに必要なのはストーリーとキャラクターなんです。
此れが出来てる漫画がBECKです。
平凡だった主人公がギターと歌に出会い自分の可能性を広げていく。
しっかりとキャラ立ちしているサブキャラ。見易い絵。
売上は爆発的!とは言いませんが音楽漫画を盛り上げてくれそうな期待をしたくなる漫画です。
キャラは十分出来ているので後はマンネリにならないで欲しい。

<14巻感想>
先が読める展開とは言えヤッパリ、ライブシーンは魅せる。
実際、音楽なんて聞こえないしライブの熱気も感じ無いけど想像させる力がコノ漫画には有る。
私の中ではコユキの声は綺麗系なんですけどね。

<15巻感想>
インディーズレーベルの事情を垣間見ている様な今巻w
インディーズは貧乏と言うのが良く分りました。
アルバム1枚作るのに100万円かぁ〜実際はもっとするでしょうが。
本当なら最近のニセインディーズの方々は・・・
兎に角、全米での経験を生かして今度は日本で成り上がるのでしょうか?
毎回読むたびに思うのですが、BECKの歌を聴いてみたいですね。アニメ化しないかなー

<16巻感想>
セカンドシングルに向けてバイトにライブにレコーディングにと忙しいBECK
インディーズレーベルの怪しい大人達を確かな実力で取り込んでいきながらCDは出来ていく。
ってのがBECKの動きなんですが今巻はコユキと真帆の恋愛に動きがあった。
喧嘩して仲直りしたと思ったら海外の大学受験を受けていた真帆。
合格すればアメリカかイギリスへ行くことになるのだが・・・
本人から告げられショックを受けるコユキ・・・で終わってるんですけど
遠距離ですかね?バンドと彼女を両立させる所とバンドでの成功が今後の二人の鍵ですね。
出す期間が早い気がします。月刊誌なのにね。

<17巻感想>
ずっと単行本だけ読んでたんですけど先日、本誌を見ちゃって
やっちゃった〜って感じの17巻。最後のコユキとエディのアレがね。
エディがアレしてコユキがアレする事になるんだけど順番に読めば感動したのに。
もぅ自分バカ!単行本読みの時は本誌読んだらダメですね。
BECKのグレイトフルサウンド出演を目指してライブに励むBECK何ですけど
地方の対バンと外国ツアーの差を分かり易く描いてたかな。
打ち上げでの騒動は読んでて面白かったし、こう言う時の千葉は最高に良い。
ある程度、先が読めたんですけどキャラが生きてて今は読んでいて飽きない。
プロレスファンだともっと楽しめる漫画なんだろうな〜

<19巻感想>
リアルが良く出ていた巻でしたね。
上手くいかないバンド活動は地味に感じる。
コレが復活した時のBECKを更に面白くさせるんだけどもね。
安易にメジャーデビューさせない所に作者のこだわりを感じました。
リアル過ぎるのもどうかと思われ

<20巻感想>
先が見えない日々の中でイベントに参加する事になったBECK。
本番に向け猛練習のみんなの下に竜介から帰国するとの電話が!
ライブ本番まで間に合うか!?っと昔っぽい流れで間に合うんですが
少し中だるみしてきた気がしなくも無い。
最後の方でプロデューサーがBECKの為に会社を辞めて全米メジャーデビュー
うを目指したりエディの最後の曲にも触れたりと次巻への布石はシッカリしてます。
アニメ版を見逃してるのが悔しいです。

<22巻感想>
上がって下がってまた上がっての繰り返しがマンネリ化してる。
作者がジックリ書きたいのかもしれないけどジリジリさせられます。
とは言え見せる所はちゃんとしてるので文句は無いのですが・・・



マル被警察24時
全1巻 小田 扉 三つ星評価★★
ベテラン刑事の赤山、新米刑事の黒川を始めとする
個性豊か過ぎる刑事達がやたらと楽しそうに事件に取り組む
一話完結形式のギャグ漫画。
万引きを捕まえるため東京−大阪間を走る
事件が入った瞬間のリアクションの取り方を指導
鼻の利かない警察犬の仕事は散歩するだけ
などなど小田のシュールな作風は全開。
初めは赤山と黒川のホノボノとした刑事活動?でしたが
次第に仲間達の過去と追い続ける犯人が一緒だったり
捕まった赤山と黒川を助ける為に駆けつけた藤とホルモン。
今までと世界観が変わったような展開に引き込まれました。
ホルモンの過去も犯人との対決も良かったです。
小田漫画で始めて伏線を見れる事が出来て今後に期待。
赤山の娘が良い味出してました。親の腕に噛み付くなよw



水と銀
全1巻 吉田 基巳 三つ星評価★
僕の──恋人なんです。2浪で入った芸大も、ついに6年生の亜藤森。彼の恋人は高校生の桐生星。
よく晴れた日にレインコートでたたずむ星を見つけた森。……数日後、再び2人は出逢い、物語が始まる。

恋風より前の作品だけあって、やや荒削りですね。
最初は森くんが主人公だと思ってたんですが中盤から
鉄生に変わったみたいですね。いい加減だなw
Hシーンがわりと有るんですけど素直になれない気持ちや
もどかしさを描く能力はコノ頃から出来上がってたのかキュンと来ました。
最初の2話くらいまでトーンを使ってるんですが下手ですw
途中からまったく使わなくなったんですけど絵が綺麗になりましたw
話の内容はお薦め出来ないんですけど作者の信者wなら買いかな?
段々と作者さんの作風に出来上がってる感じがして私は良かったです。


め組の大吾
全20巻 曽田 正人 三つ星評価★★
若き熱血消防官の活躍と成長を熱いタッチで描き上げる超意欲作。
斬新な展開と主人公・大吾の行動力が胸を打つスーパー消防官アクション。

私が読んだのはワイド版でした。以前から読みたいと思ってた。
素直に面白い漫画です。火災の迫力とキャラの表情は素晴らしい。
ドラマチックに描きながらも登場人物の苦悩もしっかりと描かれている。
如何しても「海猿」と比べてしまうのですが一般受けが良いのは大吾ですね。
ただ、感動や好みで言えば「海猿」の方が良かったですね。
最後の数年後の皆の話はお得な感じ。


モーターロック
続巻9巻 ななし乃 与太郎 三つ星評価★★★
兎に角カッコイイ漫画。ベスパやフィアットやミニクーパが好きな人にお薦め。
アゲハとゼリーの話やベスパタクシーの話がお気に入り。
アウトローの話もイイけど中古車ショップの話の方が好きかな〜
ベスパの勉強にもなったし。車やベスパには詳しくない私でも楽しんで読めたし
漫画の世界観が外国(イアリア)っぽくって古さを感じない。
コノ漫画に出てくる「グリーンのミニクーパー」に乗る事が私の夢です。
ベスパや車をドレスアップする所に作者のベスパ&車好きを感じられます。
10巻がなかなか出ないんですよねー。チャント出して欲しいです。
フィアットの蠍エンブレムの話が好きだったので。
ベスパや車に興味が無くても読める漫画



幽☆遊☆白書
全19巻 冨樫 義博 三つ星評価★★
教師も手を焼く皿屋敷中の極悪不良・浦飯幽助。
ある日、子どもを事故から助けたが自分は死んで幽霊になってしまった。
予定外の幽助の死に霊界のえんま大王は
幽助に生き返る事と引き替えに試練を与えるが……!?

やはり面白さのピークは暗黒武術会までですね。
少年誌で武道会と言えばドラゴンボールですがパクリ臭くなかったです。
コレは作者の力量でしょうかね。烈火なんてモロ幽白でしたし。
とは言え当時は毎週楽しみに読んでいたんですよね。
人気は無いですけど魔界編とか好きでしたし。
飛影とムクロとか良かったし。
まぁ魔界編は中途半端な終わり方でした。
最終巻はその後の皆の話が殆どでしたがサブキャラが立ってるので
サイドストーリーでも十分楽しめました。
幽白と言えば漫画だけでなくアニメ(主題歌がダサかった)
ゲーム、同人誌wと幅広くやってました。
特にスーファミの幽白には燃えました。アレは燃えた。
当時の格ゲーで餓狼伝説・ストUとやり込んでましたが
指の皮を剥いてもやり続けたのは幽白だけでした。
私は飛影が好きだったのでゲームでも飛影でしたが弱かったw
見んな戸愚呂弟なんだもんな。そりゃ「100%」って聞きたいけどさw
話が逸れましたが連載中も後半グダグダで編集者への非難轟々でした。
一度、作者に聞いてみたいモンですね。無理だけど。
当時はプルリングを人差し指にハメて霊弾!って言ってたモンです。
今でも指輪でやったりします。



よつばと!
続巻3巻 あずま きよひこ 三つ星評価★★
「あずまんが大王」の作者、あずまきよひこ待望の新作。
主人公は、超元気で変わった女の子よつば。引っ越してきた新しい街で
よつばが、とーちゃんや、とーちゃんの友達のジャンボやおとなりの三姉妹と過ごす普通の生活を描いたマンガ。

<1巻感想>
よつばの言葉足らずな会話と元気イッパイの行動に癒されます。
「あずまん」よりもホノボノしている感じがしました。
絵は相変わらず可愛いのですが濃いキャラが居ないのが寂しい。
ただ、「ちよちゃん」とは違う可愛さが「よつば」に有りました。
子供は可愛いなぁ〜パンチは無いがジワジワ癒される漫画。

<2巻感想>
読むものを癒す元気なよつばとのホノボノ生活漫画の2巻ですが更にジワジワ来る笑いに磨きがかかっていました。
「復讐」「かえる」が面白かったですね。
「復讐」ではよつばの色んな目の表現や変な言葉使いが可愛かったです。
最後の落書きみたいな絵(バカボンドでも良く書いてる)のオチは良かった。
「かえる」はコントみたいな分かり易い話でしたが始めて泣くよつば萌えーw
「ケーキ」でよつばが歌うケーキの歌の後の「オーレイ!」やみなみチャンに自己紹介した
「こいわいよつば よつばこいわい」も地味に萌え。
癒されたい人は読むべし!隣人も良いキャラだしね。

<3巻感想>
2巻に比べて爆笑度は低かったけど癒し度は高め。
ジャンボが花屋だった回のラストはスッゴイ癒された。
そりゃ通りすがりの皆も振り向いて微笑みますよ。
良かったのは花屋の次の話までの流れ。
花キューピットは萌えずには居られない!
お祭りの話でよつばを迷子にさせる下りも良かったな。
勿論、迷子になったよつばにも萌えるワケですが。
安定した癒し度は流石の仕事っぷりです。
マジで日めくりカレンダー買いそうです。



リアル
続巻4巻 井上 雄彦 三つ星評価★★★
バスケをやめてから何をやっても上手くいかなくなった男、野宮朋美が
古ぼけた体育館で車イスの男、戸川清春と出会ったことから物語は始まる。
彼らが直面する現実とは…?

<4巻感想>
虎と中坊・清春の回は号泣です。
バスケシーンの迫力だけでなく精神的な弱さや苦悩をコレだけ
描き切る井上氏は本当に素晴らしい作家だと思いました。
全日本代表に選ばれた今後も楽しみですが次は高橋編になりそうですね。
読み返したくなる漫画が読めるのって幸せだな



るすばんの達人
全1巻 大橋 ツヨシ 三つ星評価★★
絶版になっている大橋氏の初期?短編集。
るすばんをしている主人公の男の子の家にやってくる客は男の子のボケの洗礼を受ける!
最後の方には「会社員のメロディー」の「うずら谷」や「左右」が登場。
シュールな笑いは、この時から変わりなかったです。



レベルE
全3巻 富樫 義博 三つ星評価★★★
まさに富樫漫画。幽白のヒットの後にコレを載せたジャンプを褒めてあげたい!
リズミカルなテンポ、個性的なキャラクター、完璧なシナリオ全てがブラックジョーク
絵もリアルで背景も全て自分でやっていた(本当か?)シュールなギャグが堪らない♪
幽白の最終巻の巻末おまけイラストはレベルEの絵だな。



One piece
続巻26巻 尾田 栄一郎 三つ星評価★★
<26巻感想>
単行本で読んだのは久しぶりでした。既に空島に来てたとは・・・
本誌と差が無いんですけど大丈夫か?
ストーリーに勢いが無くなった感じがします。
アイテム(貝・乗り物)は流石!少年心を擽ります。
まだまだジャンプの大黒柱として頑張ってもらわないと・・・
表紙のチョッパーは可愛いにも程がある♪

<27巻感想>
安定した面白さに少年誌ならではのアイテムなど想像力の素晴らしさを見せ付けてくれる漫画。
キャラ全員に見せ所が有る今回の空島編も十分に楽しませてくれる。
最近はドラゴンボールにも似た懐の深さも見られる気がする。
読者を大人から子供まで読者をワンピの世界観に引き込ませる力は
今のジャンプの看板漫画の名に恥じないと思う。



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